むし歯治療 cavities
こんな症状は
むし歯のサインです

むし歯治療は「いつでもできる」とは限りません。歯の奥深くまでむし歯が進行してしまった場合、歯を残せずに抜歯することもあります。
そのため、むし歯の初期のサインを見逃さず、早めに受診することがとても大切です。
以下のような症状に心当たりがある場合は、むし歯の可能性がありますので、ご予約をお取りになってお越しください。
※急な症状でお困りの方はお電話ください(042-319-2939)
むし歯の原因と進行
「カイスの輪」
むし歯は、複数の要因が絡み合って発症します。この関係性を説明するのが「カイスの輪」と呼ばれる理論です。条件が重なるとむし歯になりやすくなるため、歯磨きや食生活の見直しが必要です。

むし歯の原因
むし歯は以下の4つの要因が重なることで発症します。
むし歯菌(主にミュータンス菌)
糖分(砂糖を含む食品の摂取)
歯質(歯の強さや耐酸性)
時間(酸が歯に作用する時間)
お口の中でこれらの要素が揃い、かつ長時間放置されると、むし歯が進行します。大人も子どもも、普段の生活習慣や口腔ケアが非常に重要である理由はここにあります。
とくに、子どもの乳歯や生えたばかりの永久歯は歯質が弱いため、むし歯が早く進行しますので、定期的な検診の受診がむし歯を防ぐポイントです。
むし歯が進行する理由
むし歯菌は、口の中に残った糖をエサにして酸を作り出します。この酸が歯の表面のエナメル質を溶かし、やがて内部の象牙質、神経へと進行していくのです。
できるだけむし歯にならないようにするためには、1日最低2回のブラッシングと、歯科医院での予防処置が欠かせません。お口の中に歯垢をためないように、歯をきれいにしていきましょう。
むし歯の進行段階と
治療法

むし歯は、進行度に応じてC1〜C4の4段階に分類されます。最初のうちは痛みがなく、むし歯の穴も小さいため自分ではなかなか症状に気づきません。
それぞれの段階で適切な治療方法も異なります。早い段階で受診していただいたほうが、治療の負担も少なくなりますので、気になる症状がございましたらご相談ください。
C1(初期むし歯)

歯の表面(エナメル質)に限局した変化
見た目は白濁や小さな脱灰(ミネラルの喪失)
痛みはほとんどなし
フッ素塗布やご自宅における丁寧なブラッシングなど、再石灰化を促しながら改善できる場合もあります。できるだけ歯を削りたくない方は、初期むし歯を発見できるように、定期検診へお越しいただくことをおすすめします。
C2(エナメル質〜象牙質のむし歯)

象牙質に進行し、冷たいものがしみる
むし歯部分を除去して、レジンなどで修復
この段階になると、歯を削る治療が必要になりますが、削る量を最小限に抑え、天然歯をできるだけ残すよう配慮します。削った後は歯科用レジンで補います。
C3(神経に到達したむし歯)

むし歯が神経まで達し、ズキズキとした強い痛み
根管治療(歯の神経の除去と消毒)+被せ物で対応
痛みを伴うむし歯です。ほとんどの方がこの段階まで進むと、何もしなくても痛みが出ます。歯の神経の治療「根管治療」を行いますが、数回にわけて感染部分を除去し、消毒を行うため、最後まで通っていただくことが重要です。
C4(歯根・保存不可)

歯の大部分が崩壊
抜歯後、インプラントやブリッジなどで修復
症状が進行し、抜歯せざるを得ないむし歯です。神経が機能しなくなるため、痛みはほぼ感じません。ここまで進行すると、歯を残すことが難しくなり、入れ歯やブリッジ、インプラントなどの処置が必要です。
メンテナンスで
むし歯の再発防止を
治療後の歯は、メンテナンスが不足するとむし歯が再発し、「二次むし歯」になります。二次むし歯を発症すると、治療済みの歯をさらに削ることとなり、二度三度と治療をくり返すことで歯を維持できなくなる可能性が高くなります。
二次むし歯の予防には、毎日のブラッシングに加えて、デンタルフロスやマウスウォッシュの使用、3~4ヶ月に一度の定期検診が有効です。
当院では、治療後も長く健康な口腔環境を維持していただくため、アフターケアにも力を入れています。

むし歯治療を
ご希望の方は
おかだ
デンタルクリニックへ

府中市で歯医者をお探しの方は「おかだデンタルクリニック」へご相談ください。北府中駅や府中本町駅からバスでお越しいただけます。当院は「学園通郵便局」のバス停から徒歩1分の歯科医院です。
むし歯治療の詰め物が取れてしまった方や、急に痛みがでてきた方など、ご予約をされていない場合もまずはお電話ください。