コラム COLUMN
3人に2人が歯周病!?どうすれば予防できるの?
皆さん、こんにちは。
府中市新町の「おかだデンタルクリニック」です。
歯周病は歯ぐきに炎症を起こし、歯ぐきや歯をささえている骨を溶かす病気です。
日本人の成人のうち、3人に2人がかかっているといわれていますが、初期症状は少なく、発症していることに気づかない方がほとんどです。
今回は「どうして歯周病にかかるのか」を説明します。その上で、歯周病にならないための予防法をお伝えしましょう。
歯周病にかかる原因として、以下が考えられます。
- 歯磨きが不十分
- 歯並びが乱れている
- 詰め物・被せ物がお口に合っていない
- 喫煙
- ストレス
- 食生活
歯周病の直接的な原因はプラークと呼ばれる歯垢がたまることにあります。プラークとは、歯の表面についている細菌のかたまりです。
プラークの中に生息している歯周病菌は、酸素の少ない場所を好みます。歯と歯ぐきのすき間で増殖し、歯ぐきに炎症を起こし歯周病を悪化させます。
また、歯並びが整っていないお口や、むし歯の治療に使われた詰め物がお口に合っていない場合も、歯磨きがしづらいためプラークがつきやすく、歯周病の原因になるケースがあります。
さらに普段の生活習慣にも歯周病が発症する原因があります。
たばこに含まれる有害物質は血管を収縮させ、歯ぐきの血行を悪くさせます。酸素が苦手な歯周病菌にとって居心地のいい場所になり、さらに増殖する結果になるケースも。
ストレスも歯周病の原因になる可能性があります。身体の免疫が下がり、歯周病菌に抵抗する力が弱まるからです。
食生活もあなどれません。不規則な時間に飲食している、栄養バランスが偏っている、甘いものばかり食べているなどに心当たりはないでしょうか。
これらの生活習慣を見直すことは歯周病やむし歯を予防し、健康に過ごすことにつながります。
歯周病予防の一番の基本は、歯にプラークをためないことです。
そのためにも、プラークをしっかり除去する歯の磨き方である「プラークコントロール」を身につけましょう。
さらにご家庭での歯磨きなどの「セルフケア」に加えて、歯科医院での「プロケア」を受けることが大切です。
当院の予防ケアでは、むし歯や歯周病にかからないように定期的に歯石を除去するクリーニングを行っています。
普段の歯磨きでは除去しきれない歯垢・歯石を取り除き、適切な歯磨きの方法を身につけられるようサポートいたします。
また、ご自身の歯を守るための生活習慣のアドバイスもいたしますので、一緒にお口の健康を守っていきましょう。
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