コラム COLUMN
歯周病の原因・プラークはデンタルフロスで除去!使い方とメリット
こんにちは。
府中市新町の歯科・歯医者【おかだデンタルクリニック】です。
デンタルフロスの使い方がよくわからない、歯ブラシで磨くだけではだめなのか?など、デンタルフロスについて関心がありつつも、なかなか使用に踏みきれない方もいるのではないでしょうか。
本記事ではデンタルフロスの使い方やメリットについて解説します。
デンタルフロスとは?歯間ブラシとの違い
デンタルフロスとは、歯と歯の間の汚れをとるための道具です。
弾力性がある細いナイロンでできたフィラメントと呼ばれる細かい繊維をより合わせて作られています。
糸巻きタイプとホルダー(持ち手)付きタイプがあり、初めてデンタルフロスを使う方にはホルダー付きがおすすめです。
歯間ブラシは、歯と歯のすき間が広い場合に用います。
柄がついたブラシで、歯と歯のすき間に合わせてサイズを選びます。
小さいものから使い始めるのがよいでしょう。
デンタルフロスのメリット
歯周病は、歯と歯の間から進行しやすいです。
歯周病の原因であるプラークは歯間に発生しやすいからです。
歯間は通常の歯ブラシでは行き届きにくい場所なので、デンタルフロスでの掃除がおすすめです。
デンタルフロスには、下記のようなメリットがあります。
●歯と歯の間の歯石除去率を約80%にまでアップできる
●歯周病・むし歯を予防できる
●口臭の予防・改善につながる
デンタルフロスの使い方
デンタルフロスは、正しい使い方をしなければ的確にプラークを除去できません。
下記の手順で行いますが、不安な場合は歯科医院で一度使い方を教わりましょう。
1.糸巻きタイプは40cm程度を手に取り両手の中指に2回~3回巻き付け、左右の中指の間15cm程度に調整する。
そのままデンタルフロスを左右の親指・人差し指ではさみ、動かす。
2.デンタルフロスを前後に小さく動かしながら、歯と歯の間にゆっくりと入れる。
3.歯ぐきの少し内側(すんなりと入るところ)まで、デンタルフロスを挿入する。
4.デンタルフロスを歯に巻きつけるようにし、歯の面を2回~3回上下にこする。
5.デンタルフロスをゆっくり、小さく動かしながら取り出す。
6.使った箇所をずらし、ほかの部位も同様に磨く。
デンタルフロスは1日1回、寝る前に実施するのがおすすめです。
セルフケアと歯科医院での検診で歯周病予防
歯周病やむし歯を予防するには、歯磨きとデンタルフロスに加え、歯科医院で検診やクリーニングを受けることが重要です。
当院では、予防歯科としてプロによるクリーニングやフッ素塗布、ブラッシング指導を行っています。
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